代表取締役 田中周一
しかし、実は工務店の仕事の大半を建材屋がやっていることは皆さんご存知ないと思います。
例えば、外壁の張り替え工事を行う際、図面から外壁の数量を拾い出し見積もりを作っているのは、実は私たちなんです。
工務店さんはそれに利益を乗せた見積もりを作り、お客さんのところへ持って行きます。
また、サッシ(窓)の不具合やボイラーの調子が悪い等のメンテナンスや調整も工務店から連絡を受けた私たちが行き、工事をします。
実際に工事に必要な材料の拾い出しや見積もりの作成、時には業者の手配、また様々なメンテナンスや修理は全て私たちの仕事です。
なぜこのような、工務店さんが聞いたらいい顔をしないであろう事実を公表したのでしょう?
経験や知識のない人たち、悪意をもってリフォーム業に関わってお客さんを悲しませている実態を見過ごすわけには行かなかったからです。
何度も言うようにほとんどの工務店さんや業者さん、職人さんたちは誠実な人たちです。
しかし、「誠実さ」と「できる」ということはまったくの別物です。
全てのリフォーム業に関わる人たちが、実際にリフォーム工事を「できる」わけではないことを知っていただきたかったのです。
・お客さんに安心して大切な家に住めること。
・家に関することで悲しい思いをしてもらいたくない。
これは「家」に関わるものとしての責任と使命です。
・なぜ建材屋がリフォームするのか?
・なぜやろうと思ったのか?
タッグを組むことでよりよいリフォームを提供できるから。
・なぜやらなければならないのか?
・なぜ今業種転換を考えたのか、そしてどうしてそれを実行したのか?
・田中住宅ではなぜできないことなのか?を社長の言葉で表現
沢山の業者を知っていることが強み。材料屋としての40年にわたる経験とモノを見る目をもった集団。そして本当に信頼できる真面目で腕のいい業者とのタッグ
誰が見ても納得できる、整合性のある、納得させられる文章にする
不景気だから、新しい業種に参入したと言う感じを出さないこと。
今まで培ってきた知識、技術、経験を全面に出す
・私たちはマナーをわきまえている集団だということ
・私たちは技術を持った集団であるということ
・私たちは誰よりも親切集団であるということ
① 問題提起
私たちは、今まで様々な現場を見てきました。私たちは材料屋です。工務店から言わ
れたものを運ぶのが仕事。いいものを、安く、・・・それが、私たちの使命なのだ、ず
っとそう信じて仕事をしてきました。
しかし、それが必ずしも正しいことではない、ということに最近気付きました。
私たちの思いとは裏腹に、悲しい思いをするお客様を作る側に加担しているのかもし
れない。
② リフォーム詐欺事件
それを強く考えさせられたのは数年前、八戸市で起きたリフォーム詐欺事件です。高齢者の方を中心に200名の方が被害にあわれました。
実は僕は偶然家に訪ねてきたこの業者に会っています。とても優しい口調で「市からの委託でここら一帯の配水管の清掃をして歩いている。」というようなことをいったと思います。僕が応対して幸い事なきを得ましたが、家でたった一人留守番をしていた祖母が対応していたらと思うとぞっとしました。
こうした犯罪を初め、リフォームでお客さんが悲しい思いをしている例をよく聞きます。
同時に一部の悪徳業者のおかげで、正直に仕事をしている業者さん・職人さんたちも悲しい思いをしているのも事実です。(本当は誠実な人たちのほうが圧倒的に多いんですが)
③ リフォームって楽しいのに・・・
本来、リフォームとは楽しいもののはずなのに。
古くなったところを新しいものに取り替えたり、痛んだところを修理して、家がピカピカによみがえる。とてもわくわくしてくること。それがリフォームのはずです。
しかし、なぜ楽しいはずのリフォームにおびえなければならないのでしょう。
④ どうしたら建材屋さんがお客さんに喜んでいただけるのか?その方法
いいものを安く納める。建材屋さんの仕事だけではお客さんには真に喜んでもらうことはできない。むしろお客さんを悲しませる側に加担してしまうことさえある。
何度も言いますが、全ての業者が悪いわけではないし、むしろほとんどが正直で、お客さんに喜んでもらいたいと仕事をしている人たちです。
なにより、リフォームをなんの気兼ねすることもなく、お客さんに楽しんでいただきたい。
正直な業者さん、職人さんに堂々と働いてもらいたい。その技術をお客さんのために発揮してもらいたい。
僕はいつしかそう思い始めていました。
僕たち建材屋の最大の強みは40年近くにわたり家に関わる商品を見続けてきた幅広い知識と商品を見る目です。いいものを提供することにかけてはどこにも負けません。
そして一番の強みは、数多くの業者さん職人さんと付き合ってきた広い人脈です。
実は、建材屋には工務店さんよりも業者や職人の方と広い付き合いがあります。
工務店さんは業種ごとにほぼ決まった業者さんとのつきあいしかありませんが、建材屋さんは商売柄、実に様々な業者さんや職人さんと沢山の付き合いがあります。
大工さん、設備やさん、水道やさん、塗装やさん・・。
私たちなら、本当にお客さんに安心していただけるマナーや技術をもった職人さんを紹介できます。口ベタだけど正直で腕のいい職人さん。そんな人たちを沢山知っています。
建材屋の商品についての知識と眼、そして人柄と技術については間違いがない職人。
両者が組み合わさったとき、お客さんが本当にたのんで安心出来るリフォームが提供できるのではないだろうか。
建材屋は本来、建設中の現場に材料を運ぶのが仕事です。
そのため、あまり直接はお客さんとかかわりがありません。
でも僕はいつも思っていました。「この家が完成した時、お客さんはどういった顔をするのかな?きっと最高の笑顔を見せてくれるんだろうな」
僕もその直接笑顔をみることができたら・・・。
⑤ なんで塗装か?
僕は特に塗り替えのリフォームが大好きです。
配達で現場に行くと、塗装職人さんが入っているとついつい後ろからじっと見とれていました。ただの木だった部分や汚れていた部分が職人さんがハケを動かすだけでまるで命を吹き込まれたかのように鮮やかに変わっていく。まるでそれは魔法のようでした。そうして配達から帰るのが遅れてよく怒られたものです(笑)
塗装が好きなのには理由があります。
子供の頃、そこらにあった木を切り、ペンキを塗って色んなものをつくりました。夢中になりました。特にペンキを塗るのが一番好きでした。
ペンキを塗ると全然違うきれいなものになるのが好きでした。
それを自慢げに見せると家族がみんなでほめてくれたのがうれしかったものです。
特におじいちゃんがにっこりと微笑んで、ほめてくれるととてもうれしかったものです。
実は建材やは祖父の会社で、祖父とは今でも一緒に働いています。年は今年で89歳!でもお客さんと話しをすることが大好きで、毎日会社に出社しています。(祖父との写真を入れる)
そうあの時、一生懸命塗ったところをほめてもらってうれしかったときの感覚。
お客さんの喜んでるところがみたいなーっていつも思っていたこと。
⑥ お客さんの悩み
また、多くのお客さんがリフォームに実に沢山の悩みがあることも知りました。
「営業の人が感じがいいのでお願いしたら、その人はそれっきり。工事には明らかに経験のなさそうな金髪の若い職人さん一人しかこない」
「ガラの悪そうな職人たち。一日が終わると家の周りはタバコの吸殻だらけ、怖くて文句も言えなかった」
「営業に来たのを断ったら、急に態度が変わって「契約するまで帰らない」と居座られた」
「2年たったら色あせた。連絡しても『担当者が居ないのでわかりません』の一点張り」
そうお客さんは困っているのです。いい業者を探したいけれど、ど探したらいいのか分からないのです。だから知り合いのつてや、たまたま見た広告でたのんでしまいます。
⑦ 家族を大事にしている部分
私たちは家に帰ればそれぞれに家族のある普通の職人です。
奥さんと一緒に買い物も行くし、日曜日には家族サービスもします。
家族を大切にしているからこそ、後ろめたい仕事はできません。
家族に誇れる仕事
⑧ 下請けについて
僕が納得できなかったこと、下請けがあります。
下請けイジメという言葉に代表されるように上下関係があり、下請けは何があっても
泣く泣く厳しい条件も飲まなければなりません。それが業界の常識だとしてもどうし
ても僕にはなじめませんでした。
正直、そういった業界の体質がイヤで、家業を継ぐことをあきらめ全く違う世界に
行きたいと思ったことも何回もあります。
⑨ アライアンス部分
僕はリフォームを不安に思っている人たちに、素晴しい技術を持った職人さんと手を
組みリフォームを提供することができる。
僕は一緒に仕事をしてくれる職人さんたちとの関係をアライアンスと呼んでいます。
これは日本語にすると同盟とか連合とかいう意味ですが、お互いが自分の強みを持ち
よりどんどんよいものを生み出していく
わくわくリフォームと名づけました。
⑩ 終わりに
三方良し「売り手良し。買い手良し。世間良し。」
三河商人に受け継がれてきた言葉でこの三方良しが達成されることこそが大事だと言われてきました。
みんなが喜ぶ顔になれる。お客さん、職人さん、そして周りの人たちもわくわくするリフォームがきっとあると思います。
みなさんもわくわくするリフォームしてみませんか?